ラボ
ひつじ羊の雑学

「羊」は、古くからさまざまな漢字の構成要素として使われています。「美」「善」「義」「祥」「養」などにも羊に由来する形が含まれています。たとえば「美」を「大きな羊=美しい」と単純に説明する説はよく知られています。
漢字が生まれた古代中国では、羊は食べものとしてだけでなく、祭りや贈りものなどにも使われる大切な動物でした。そのため、羊の形や意味がさまざまな漢字の中に残ったと考えられています。いつも使っている漢字の中から「羊」を探してみると、昔の人の暮らしまで想像できるかもしれません。
松尾ジンギスカンは創業時の屋号が「松尾羊肉専門店」であり、「羊」という一文字は会社の歩みそのものと深く結びついています。現在も羊肉の加工・販売、レストラン、そして松尾めん羊牧場でのサフォーク生産まで、羊を軸とした事業を続けています。
出典:白川静『字統』平凡社