ラボ
ひつじ羊の雑学

「ジンギスカン」という言葉は、北海道の羊肉料理だけでなく、音楽の世界でも広く知られています。1979年に西ドイツで結成された音楽グループDschinghis Khan(ジンギスカン)の同名曲は、印象的なメロディーとダンスで人気を集め、日本でも長く親しまれてきました。
ただし、この楽曲で題材となっている「ジンギスカン」は、モンゴル帝国を築いたチンギス・ハンのことであり、日本の羊肉料理「ジンギスカン」の歴史や由来を直接表したものではありません。同じ名称を持ちながら、それぞれ異なる文化の中で広く知られている点も「ジンギスカン」という言葉の興味深さのひとつです。
松尾ジンギスカンにも、北海道で長く親しまれてきた代表的なCMソングがあります。ひとつは、初代テレビCMで使用された「まつ、まつ、松尾のジンギスカン」という印象的なフレーズで知られる曲です。2016年の創業60周年には、この初代CMソングをリメイクしたテレビCMも放送されました。
こうしたCMソングは、商品の特徴を伝えるだけではなく、テレビCMを通じて松尾ジンギスカンを身近な存在として記憶していただく役割も果たしてきました。北海道の食文化としてのジンギスカンに加え、音楽や広告も、松尾ジンギスカンの歩みを形づくる文化のひとつです。
出典:GfK Entertainment Record Charts 1979年