ラボ
ひつじ羊を食べる

羊肉の消費量は国や地域によって大きく異なります。牧羊が盛んなオセアニア、中央アジア、中東などには、羊肉が日常の食卓に深く根付いている地域があります。たとえばモンゴルでは羊肉をゆでたり蒸したりする料理が親しまれ、オーストラリアやニュージーランドではラムチョップやローストラムなどが家庭料理として食べられています。一方、日本では牛肉・豚肉・鶏肉と比べると羊肉の消費量は少なく、北海道など地域による食文化の差もありますが年間の消費量は一人あたり約200g程度といわれています。
日本の中でも、羊肉が身近な地域の代表が北海道です。松尾ジンギスカンが創業した滝川では、羊の飼育・研究の歴史を背景に味付ジンギスカンが地域の食文化として根付いてきました。松尾ジンギスカンは北海道と東京に直営レストランを展開し、オンラインショップでも羊肉を販売することで、北海道以外でもジンギスカンを楽しめる機会を広げています。また松尾めん羊牧場では国産サフォークを育て、羊肉を「食べる文化」と「育てる文化」の両方から伝えています。
出典:OECD-FAO Agricultural Outlook 2023-2032, 2023年